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通所介護(デイサービス)開業のコンセプトを明確にする

お年寄りが笑顔になる!地域密着デイサービスのはじめ方
(齋藤史洋著/ナツメ社)

お年寄りが笑顔になる!地域密着デイサービスのはじめ方

日本政策金融公庫から融資を受けて通所介護を開業したい方には参考にしてください。

  • デイサービスの特色・コンセプトの作り方
  • 法人設立
  • 物件探し
  • 人員基準・人材の募集の注意点
  • 介護事業者指定申請
  • 創業融資・資金調達ノウハウ

などのポイントを解説しています。

通所介護開業のために、最初にやるべきことは通所介護開業のコンセプトを明確にすることです。

つまり、どのような特色・セールスポイントのある通所介護を立ち上げたいのか、あなたの気持・考えをはっきりさせるということです。

コンセプトを明確にする作業は、介護事業に限らず、ビジネスを立ち上げる場合に一般的に必要になることです。

開業のコンセプトが明確かどうかは、日本政策金融公庫から創業融資を受ける際の審査・事業計画書作成においても重要ポイントになります。

1.だれにサービスを提供するのか?

通所介護に限らないことですが、どのようなビジネスでも、通常、ターゲットとなる「主たる顧客」(一定の顧客属性)を想定してビジネスを開始します。
通所介護の場合は以下の点から顧客属性を絞るといいでしょう。

・利用者の地域
・利用者の要介護度
・利用者のニーズ・症状

通所介護は地域密着型の事業です。まず検討すべきなのは、利用者の地域です。

これは、どの地域(範囲)に住んでいる高齢者・要介護者をターゲットにするのか、ということです。言い換えれば、通所介護の商圏(実施地域)をどの範囲に設定するのか、という問題とも言えます。

介護需要や競合の有無を調べて、ターゲットを地域から絞り込みます。

次に検討すべきなのは、利用者の要介護度やニーズです。

全ての要介護者に満足してもらえる通所介護を作ることができれば理想的ですが、現実的にはそれは困難です。

なぜなら、利用者は皆それぞれ、要介護度やニーズ(必要としているサービス)が異なるからです。

当然ですが、要介護度が低い人(自立に近い状態の人)と要介護度が高い人(ほぼ寝たきりに近い人)では、必要としている介護サービスも違います。仮に同じ要介護度の人であっても、抱えている状況や症状が異なれば、ニーズは違います。

・どのような介護度の利用者を想定するのか。
・どのような利用者のニーズを想定するのか。
この点を明確にすることで、提供するサービスの内容や、サービス提供に必要な設備・人員も決めることができます。

2.どのようなサービスを提供するのか?

通所介護が提供するサービスラインナップの代表例としては以下の5つがあります。
・食事
・入浴
・機能訓練
・レクリエーション
・送迎

このうち「送迎」については、どの事業者も必ず提供するサービスです。それ以外については、通所介護ごとのコンセプト・経営戦略に従って、提供するサービスを取捨選択し、実施することになります。

この提供するサービスの選択は、先に述べたターゲットの想定とも密接に関係します。

例えば、一人暮らしの高齢者をターゲットとして想定するなら、栄養バランスの取れた食事の提供は喜ばれるサービスになるでしょう。

また、足腰が弱く一人での入浴に困難を抱えるような状態の高齢者を想定するなら、入浴サービスの提供が必要になってきます。

近年は、比較的軽度の介護度の利用者を想定した、リハビリ特化型(機能訓練特化型)の通所介護が急増しています。

このような提供サービスの選択において、何をセールスポイントにするのか、他の事業所との差別化をどのように打ち出すのかが、選ばれる通所介護のポイントであり、通所介護経営の成否を分ける重要ポイントとなります。

例えば、一口に「機能訓練」と言っても、 どのような症状の利用者を想定した機能訓練を行うのか。その選択・絞り込みによっては通所介護としての特色・セールスポイントを明確に打ち出すことができます。

3.どのようにサービスを提供するのか?

提供するサービスが決まれば、必要な設備や人員が決まってきます。

例えば、食事を提供するのであれば、厨房等の調理設備が必要ですし、栄養士や調理担当のスタッフも必要です。

入浴サービスを実施するなら、浴室が必要ですし、入浴介助に長けたスタッフも必要です。

また、機能訓練の内容に応じて機能訓練指導員となる資格者(理学療法士など)が必要です。

例えば、失語症の要介護者に機能訓練を実施するというコンセプトのデイサービスであれば、機能訓練指導員としては、言語聴覚士が必要になるでしょう。

このように、必要な設備や人員が決まれば、それに必要なコストも算出できます。算出されたコストが、予算の範囲外であれば、アウトソーシングの活用も検討しましょう。

例えば、送迎は通所介護事業者にとって共通する必須のサービスですが、送迎については、外部の送迎業者に委託することもできます。

実際、当センターが創業をお手伝いした通所介護事業者様の中には、利用者の送迎を外部委託してスムーズに運営されている事業者様もおります。

また、食事の提供を行う場合でも、外部の高齢者向け配食業者等を活用することもできます。

通所介護は売上の上限がほぼ決まったビジネスですので、適切にアウトソーシングも活用しつつコストを削減し、利益を生むことが求められます。

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  • 物件探し
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  • 介護事業者指定申請
  • 創業融資・資金調達ノウハウ
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