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通所介護(デイサービス)におけるプログラムの作り方

在宅生活を継続するためのプログラム

通所介護(デイサービス)開業に際して、利用者に選ばれる施設になるために重要なのが、プログラムの特色です。

デイサービスにおいては、事業所としてのコンセプトや設備等の条件を考慮したうえで、食事、入浴、レクリエーション、機能訓練、歓談といったメニューを積み上げて、1日のプログラムを作成します。

このプログラムの開始から終了までがサービス提供時間と呼ばれ、事業所がその単位の中で介護保険の給付対象となるサービスを提供します。

デイサービスの利用者は、心身機能が低下し、在宅生活において何らかの課題を抱えています。そのような利用者の課題と向き合い、利用者の笑顔を引き出すことが、デイサービスの役割です。

したがって、「在宅生活を継続していくための課題をどのように改善していくのか」という視点が、デイサービスのプログラム構成には求められます。

通所介護計画に従ったサービスを提供

デイサービスの管理者は、利用者ごとに通所介護計画を作成し、交付しなければなりません。

その際、利用者の心身の状況、希望及びその置かれている環境を踏まえて、機能訓練などの目標、当該目標を達成するための具体的なサービスの内容など、記載する必要があります。
そして、デイサービスにおいてはこの通所介護計画に従ってサービスを実施することになります。
なお、通所介護計画はケアマネジャーが作成した居宅サービス計画に沿った内容でなければなりませんので注意が必要です。

ワンポイントアドバイス!

管理者は通所介護計画の作成に当たって、その内容について利用者に対して説明し、利用者の同意を得なければなりません。

通所介護計画とプログラムの関係

利用者は一人ひとり異なる課題を抱えてデイサービスを利用します。

そのため、プログラムの中から各利用者の個別ニーズに合うメニューを選び、あなたのデイサービスの特性を活かした通所介護計画を作成しなければなりません。

事業者が適切な通所介護計画を作成するためには、1日のプログラムを構成する各メニューの目的や対象者、注意点などを明確に把握している必要があります。

例えば、プログラムの中に「カラオケ」というメニューがあるとします。

その場合、メニューの目的は「歌うことによる心肺機能の向上」などが考えられます。

その目的を事業者として明確把握しているからこそ、そのメニューを必要としている利用者に選択され、提供されることになります。

なお、デイサービスに期待される大きな役割として、他者との交流が挙げられます。

しかし、だからといって常に利用者同士が協力して行うメニューが望ましいというわけではありません。

集団活動によるメニューだけではなく、個人で自由に行えるメニューもプログラムの中に用意しておくと、利用者の個別のニーズに沿った幅広いサービス提供が行えます。

コンセプトを組み合わせてプログラムを作る

デイサービスのプログラムとはすなわち、施設のコンセプト、何を重視したデイサービスなのか?という施設としての「売り」が反映されたものです。
代表的なコンセプトの例としては以下のようなタイプが考えれます。これらをバランスよく、複数のコンセプトを取り入れる施設もあれば、入浴や機能訓練を重視し、そのコンセプトに特化した施設もあります。

食事

栄養状態の改善は、高齢者の心身機能維持の基本。食事内容自体が栄養バランスの取れたものであること以外にも、嚥下のサポートも重要。食欲が衰えがちな高齢者も、みんなと楽しく食事ができれば食欲も増す。

入浴

入浴自体が、利用者にとっての喜び・楽しみであることも多い。体に不自由を抱える利用者が安全に入浴できることで、体を清潔にして健康増進を図る。介助に際しては利用者の羞恥心にも配慮が必要

機能訓練(リハビリ)

病院などから、早期退院して在宅復帰した後、機能訓練の場を求める高齢者などのニーズを受け止める場として、期待が高まっている。機能訓練のみで食事や入浴を提供しない事業所も増えている

レクリエーション

各利用者の趣味、特技、職歴などに合わせた個別のレクリエーションの実施は、利用者の自信や生きがいにもつながる。利用者が集団で行うレクリエーションの場合は他者との交流には最適。

和み

生活環境が変わることによって心身に及ぼす悪影響(リロケーションダメージ)を軽減するために、利用者の住み慣れた環境(民家など)に近い雰囲気を演出する。精神状態が不安定になりがちな利用者に配慮。

外出をプログラムに取り入れる場合の注意

そもそも介護保険法上、通所介護は施設内でサービスを提供することが想定されています。そのため、外出をプログラムの中に取り入れる場合は注意が必要です。

デイサービスにおける外出の取り扱いについては、厚生労働省の「解釈通知」(老企第25号)で明らかにされています。

解釈通知によると、通所介護は事業所内でサービスを提供することが原則であるとしつつも、あらかじめ通所介護計画に位置づけられており、かつ、効果的な機能訓練などのサービスが提供できる場合は、屋外でサービスを提供することができるとされています。

具体的にいえば、「今日は久しぶりに天気が良いから、どこかにお散歩しましょう」といった場当たり的な外出は認められませんが、計画的に実施する外出は認められることになります。

同時に、外出の目的が、下肢の筋力の向上を図るための効果的な機能訓練などとして、位置づけられている必要があります。

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